# 大六壬の三伝の出し方：九宗門と賊剋法を実例で解説

![大きい順に一列に並んだ三つの灰色の川石を、細い朱色の紐がつないでいる。初伝・中伝・末伝のように](https://multifate.com/images/guides/daliuren/three-transmissions/cover-v1-1536x864.webp)

> 大六壬の三伝は四課から取り出します。九宗門の順番、賊剋法で初伝を決める手順、2026年10月21日10時30分の盤で卯・寅・丑が出るまでを解説します。

Canonical page: https://multifate.com/ja/guides/daliuren/three-transmissions
Language: 日本語. 内容の確認日: 2026-10-17.
他の言語で読む: [English](https://multifate.com/guides/daliuren/three-transmissions/index.md), [中文](https://multifate.com/zh/guides/daliuren/three-transmissions/index.md), [한국어](https://multifate.com/ko/guides/daliuren/three-transmissions/index.md)

三伝とは、大六壬の盤で順に読む三つの支のことです。初伝は事の始まり、中伝は途中の移り変わり、末伝は落ち着く先を示します。九宗門の決まった順番で四課から取り出し、多くの課は最初の法、上神と下神の剋を見る賊剋で決まります。

**この記事の要点**

- 初伝は四課から取り出し、中伝と末伝は天盤の上で順につないでいきます。
- 賊剋法はまず下賊上を見て、それがないときだけ上剋下を見ます。
- 候補が複数なら、日干との陰陽、次に渉害の深さで決めます。
- 2026年10月21日10時30分（東京）の盤は、賊剋で卯・寅・丑、課体は元首です。

## 三伝とは？

大六壬の盤は層を重ねて読みます。天地盤がすべての支を別の支の上に置き、四課がその日に属する四組の上下を選び、三伝が盤から三つの支を取り出して、事の流れを順に読めるようにします。

- **初伝**（しょでん；発用）：四課から取り出す支で、発用とも呼びます。中伝と末伝はここから導かれます。
- **中伝**（ちゅうでん）：普通の課では、天盤で初伝の上に乗っている支です。
- **末伝**（まつでん）：天盤で中伝の上に乗っている支で、取り方は中伝と同じです。

三伝のそれぞれには、盤上でその支に乗る天将が一つずつ付きます。天将の並べ方は[十二天将](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/twelve-generals)で説明しています。

## 三伝はどこから出てくる？

三伝の材料は四課です。一つの課は上下の組で、下は地盤上の位置、上はそこに乗る天盤の支、つまり上神です。第一課の下は日干そのもので、寄宮に置いて位置を決めます。残り三課の下はすべて支です。四課の並べ方は[四課](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/four-lessons)をご覧ください。

三伝を取るときに見るのは、各課の上下が五行でどう関わるかです。無料ツールでは四課の表の最後の列にこの関係が出ます。

*一つの課の上下に出る五つの関係*

| 関係 | 意味 | 賊剋法で使うか |
| --- | --- | --- |
| 下賊上 | 下が上を剋す | 使う、最優先 |
| 上剋下 | 上が下を剋す | 使う、下賊上がないとき |
| 上生下 | 上が下を生ず | 使わない |
| 下生上 | 下が上を生ず | 使わない |
| 比和 | 上下が同じ五行 | 使わない |

![例の盤の四課を右から左へ：辰／戊、卯／辰、卯／辰、寅／卯。上神から次の課の下神へ矢印を引き、各課の下に比和か上剋下を記す](https://multifate.com/images/guides/daliuren/figures/daliuren-four-lessons-ja-v1-1200x608.webp)

例の盤では第二課と第三課が上剋下で、下賊上の課はありません。このあと初伝を取るのに使うのは、この点だけです。

## 九宗門：どの法から試すか

古典は初伝の取り方を九つにまとめ、九宗門と呼びます。後の法は前の法で決まらない課のためにあるので、順番に試し、最初に当てはまった法をその課の取り方にします。

*九宗門の早見表*

| 取り方 | 使う場面 |
| --- | --- |
| 賊剋 | 四課のどこかに上下の剋がある。 |
| 比用 | 同じ種類の剋が複数あり、日干と陰陽が同じものを取る。 |
| 渉害 | 陰陽でも決まらず、本来の位置に戻るまでに受ける剋が最も深いものを取る。 |
| 遥剋 | 四課に剋がなく、第二から第四課の上神と日干のあいだの遠い剋を見る。 |
| 昴星 | 四課がそろい、上下の剋も遥剋もない。酉を手がかりに取る。 |
| 別責 | 異なる課が三つしかなく、上下の剋も遥剋もない。合干や三合の位置を借りる。 |
| 八専 | 日干と日支が同じ宮にあり、課が二つに減る。 |
| 伏吟 | 天盤が地盤にぴたりと重なって動かない。 |
| 反吟 | 天盤のどの支も地盤の冲の位置に向き合う。 |

無料ツールはおおむねこの順ですが、調整が二つあります。剋がなければすぐ伏吟・反吟を確かめ、八専を遥剋より先に確かめます。

剋のある伏吟・反吟の盤でも初伝は賊剋で取りますが、中伝と末伝は伏吟なら刑、反吟なら冲でつなぎ、課体は伏吟・反吟と記されます。

## 賊剋法での初伝の取り方

賊剋法は表の関係の列を読みます。下が上神を剋すのが賊で、下からの害です。上神が下を剋すのが剋です。まず賊を探し、なければ剋を探します。

1. **まず下賊上を探す**：下賊上の課が一つだけなら、その上神が初伝です。課体は重審と呼びます。
2. **賊がなければ上剋下**：下賊上がなく、上剋下の課が一つだけなら、その上神が初伝です。課体は元首です。
3. **候補が複数あるとき**：日干と陰陽が同じ支だけを残します。一つに絞れれば比用で、課体は知一です。
4. **それでも並ぶとき**：渉害を使い、各候補が地盤の本来の位置に戻るまでに出会う剋を数え、最も深いものを取ります。
5. **中伝と末伝をつなぐ**：天盤で初伝の上に乗る支が中伝、中伝の上に乗る支が末伝です。

実際によく効く細部が一つあります。二つの課が同じ剋を示し、上神も同じ支なら、候補は一つと数えます。同じことを言う二行は一つの候補なので、比用も渉害も出番がありません。

> **ヒント** 渉害の深さの数え方は流派によって違います。無料ツールは、途中の宮に寄宮している天干も数えに入れます。

## 実例：2026年10月21日10時30分（東京）

このサイトの大六壬ガイド四本は、すべて同じ時刻を使います。ツールは入力した時計の時刻のまま課を立てるので、東京の10時30分は10時30分として扱われます。

> **課を立てた時刻**
>
> 時計の時刻：2026-10-21 10:30、東京時間
> 日の干支：戊辰
> 占時：巳の刻、9時から11時
> 月将：辰、天罡、秋分のあと
> 天盤：辰を巳に加える

*この時刻の四課*

| 課 | 上神 | 下神 | 関係 |
| --- | --- | --- | --- |
| 第一課 干陽 | 辰 | 戊、日干 | 比和 |
| 第二課 干陰 | 卯 | 辰 | 上が下を剋す |
| 第三課 支陽 | 卯 | 辰、日支 | 上が下を剋す |
| 第四課 支陰 | 寅 | 卯 | 比和 |

1. **下賊上はない**：四課のどれにも、下が上を剋す関係はありません。
2. **剋す神は一つ**：第二課と第三課はどちらも卯の木が辰の土の上にあり、木は土を剋します。ただし同じ卯が二度出ているだけなので、候補は一つです。
3. **初伝**：卯が発用になります。上剋下が一か所だけなので、取り方は賊剋、課体は元首です。
4. **中伝**：天盤で卯の上に乗るのは寅なので、寅が中伝です。
5. **末伝**：寅の上に乗るのは丑なので、丑が末伝です。

![大六壬の三伝の取り方：唯一の上剋下である辰の上の卯が初伝、天盤で寅、丑と続く](https://multifate.com/images/guides/daliuren/figures/daliuren-three-transmissions-ja-v1-1200x608.webp)

網掛けの二課は候補一つと数えます。初伝から矢印を下へたどると、どの伝も前の伝の上に乗る支で、横にその伝に乗る天将を添えています。

> **結果に記される内容**
>
> 立て方：贼克（賊剋）
> 三伝：初传 卯 朱雀 · 中传 寅 腾蛇 · 末传 丑 贵人
> 課体：元首
> 貴人：丑 · 顺

結果の欄は中国語の表記のまま出ます（初传は初伝、腾蛇は螣蛇、贵人は貴人、顺は順行）。

課体の横には、ツールが伝統的な読み方を添えます。「上が下を克し、その箇所が一つだけの課です。伝統的には、事が上から始まり、筋道が通ると読みます。」

## 初伝・中伝・末伝の読み方

伝統では三伝を発端、移易、帰計の三つの門と呼びます。事がどこで起こり、途中でどう移り、最後にどこへ落ち着くか。三つの判定を別々に並べるのではなく、一本の流れとして読みます。

- 初伝：事がどう始まり、何に動かされるか。盤の中で最も重く見ます。
- 中伝：途中で事が何に変わるか。間に入る助けや摩擦です。
- 末伝：最後にどこで止まるか。いつ形が見えるかを問うときも、伝統は初伝とあわせて末伝を見ます。

実例の卯、寅、丑は一つずつ後ろへ下がっています。伝統ではこれを退連茹と呼び、物事が引き戻される流れと読まれることが多く、急いで進むより守りがよいとされます。

天将がさらに色を加え、初伝には朱雀、末伝には貴人が乗ります。詳しくは[十二天将](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/twelve-generals)へ。

> **読み取れる範囲** ここに書いたのは考えるための伝統的な象意です。一つの盤が、医療や法律、お金のことをあなたの代わりに決めることはありません。

## 自分の時刻で三伝を出してみる

[無料の大六壬](https://multifate.com/ja/tools/daliuren)で、自分の時刻を使って同じ手順をたどってみてください。「盤だけ」を選べば、質問をしなくても四課と三伝が見られます。盤は無料で、AIへの質問には別に回数の上限があります。結果は次の順に確かめます。

- どの課に剋があり、それは下からか上からか。
- 同じ上神が重なっていて、一つと数えるべきではないか。
- 天盤で初伝の上に乗るのはどの支か、さらにその上は。

大六壬が初めてなら、まず[大六壬とは](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/what-is-da-liu-ren)を、このシリーズの他の記事は[大六壬入門](https://multifate.com/ja/guides/daliuren)からどうぞ。

## 三伝についてよくある質問

### 二つの課に剋があるのに、なぜ比用ではなく賊剋なのですか？

二か所の剋がどちらも同じ上神だからです。実例では第二課と第三課がともに辰の上の卯で、候補は一つ。賊剋だけで初伝が決まり、比用も渉害も使いません。

### 下賊上と上剋下が両方あるときは、どちらが先ですか？

下賊上が先です。四課のどこにも下賊上がないときに限って、上剋下を使います。

### 中伝はいつも初伝の隣の支ですか？

いいえ。中伝は天盤で初伝の上に乗る支なので、その課の天盤がどれだけ回っているかで決まります。伏吟の課、剋のない反吟の課、八専、別責、昴星の課では、中伝と末伝にもそれぞれ独自の取り方があります。

### 同じ時刻なのに、ほかのサイトと三伝が違うのはなぜですか？

まず月将を確かめてください。月将を替える日は流派によって違い、無料ツールは中気で替えます。渉害の数え方や昼夜の貴人の分け方も流派で異なります。

## 出典と範囲

- [Multifate 無料の大六壬](https://multifate.com/ja/tools/daliuren): この記事の実例の天地盤、四課、三伝は同じ計算エンジンから出しています。
- [大六壬指南 卷一](https://libokang.com/guji/liuren/%E5%A4%A7%E5%85%AD%E5%A3%AC%E6%8C%87%E5%8D%97/): 四課と、初伝を取る諸法の順番を記した古典の原文です。
- [六壬大全 涉害课](https://www.shidianguji.com/book/SK1599/chapter/1m1g2evjvmoez): 渉害課の章で、剋の深さを数える課の例が載っています。

## 大六壬を続ける

- [大六壬のツールを試す](https://multifate.com/ja/tools/daliuren)
- [大六壬の十二天将とは：配置の決め方と各将の意味](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/twelve-generals/index.md)
- [大六壬の四課の出し方：日干の寄宮から第四課まで](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/four-lessons/index.md)
- [大六壬とは：盤のしくみと始め方](https://multifate.com/ja/guides/daliuren/what-is-da-liu-ren/index.md)
- [大六壬の記事一覧](https://multifate.com/ja/guides/daliuren)
- [占いの勉強ガイド：四柱推命・タロット・紫微斗数](https://multifate.com/ja/guides/index.md)

これらのガイドは伝統的な象徴体系と現在の Multifate ツールを説明するもので、検証された予測ではありません。命式ツールは無料です。任意の AI 質問には別の上限があります。料金ページを参照してください。解釈は医療、法律、財務、安全に関する助言の代わりにはなりません。
