五行とは:四柱推命の木火土金水と割合の見方

Multifate · 日本語 · 内容の確認日

木くず、炭、土、青銅の玉、水を入れた素焼きの小皿五枚を弧に並べた静物

五行とは、木・火・土・金・水の五つで物事を分ける伝統的な分類で、四柱推命では命式の天干をこの五つに振り分けます。画面の五行の割合には、上に並ぶ四つの天干にない五行が入ることもあります。地支の中の蔵干も数えるためです。

この記事の要点

  • 五行は木・火・土・金・水の五つで、それぞれに十干が二つずつ対応します。たとえば甲と乙は木です。
  • Multifate は、見えている天干を1、地支の蔵干を並び順に0.5・0.3・0.2と数えて五行の割合を出します。命式に見えている八つの字だけを数えた結果とはずれることがあります。
  • 割合は五行ごとに四捨五入するので、五つを足しても100ちょうどになるとは限りません。例の命式では99%です。
  • 出生時刻が不明なら、三柱と日干は出ますが、五行の割合は出ません。
  • 割合が低くても0%でも、この数え方の結果を示すだけで、その五行を補う必要があるという意味ではありません。
このページの内容

五行とは?四柱推命の五つの分類

木・火・土・金・水は五行説の分類で、国立天文台の暦Wikiでも五行説として紹介されています。五行の棒は、同じ五行に入る字を重み付きで足したもので、数え方のルールに沿った割合です。体の中の物質の量ではありません。

同じ結果に出る二つの五行
項目日干の五行五行の割合
見るもの天干一つ(日柱の天干)見えている天干すべてと地支の蔵干(重み付き)
表示いつも出る。出生時刻不明でも出る四柱がそろった結果でだけ出る
答えることどの五行を基準にするかこの集計で各五行がどれだけあるか

日干が甲なら木ですが、命式のすべての文字が木になるわけではありません。水の字がいくつあっても、日干が水の天干に変わることもありません。日干の位置は日干とは、四柱の組み立ては四柱推命とはの記事で説明しています。

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十干と五行の対応

五行にはそれぞれ二つの天干が対応します。まず天干の文字そのものを確かめてから、五行を選びます。各柱の地支には別に蔵干があり、「蔵干」の行に分けて表示されます。上の天干と混同しないようにしましょう。

五行十干(読み)
甲(きのえ)・乙(きのと)
丙(ひのえ)・丁(ひのと)
戊(つちのえ)・己(つちのと)
庚(かのえ)・辛(かのと)
壬(みずのえ)・癸(みずのと)

相生・相剋の順番と読み方

五行どうしの関係には、相生(生み出す関係)と相剋(抑える関係)の二つがあります。どちらも伝統的な分類の規則です。

  • 相生:木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生じます。
  • 相剋:木は土を、土は水を、水は火を、火は金を、金は木を剋します。
木・火・土・金・水を矢印で結んだ相生と相剋の二つの循環で、五行とは何かを示す図
矢印は出発点の五行から行き先の五行へ読み、一度に一つの循環だけを追います。相生と相剋は別々の循環で、どちらの輪も五行の割合を表すものではありません。

木を基準にすると、水は木を生じ、木は火を生じます。日干の五行から矢印をたどると、ほかの五行との関係を整理できます。通変星はこの関係と陰陽を組み合わせて名付けますが、無料の命式計算には通変星の表示はありません。

矢印が結ぶのは分類どうしで、人と人ではありません。人や出来事について判断するには、矢印の外にある根拠が必要です。無料の命式計算は相性判定も表示しません。

五行の割合はどう数える?

Multifate は見えている天干ごとに1を数えます。地支は蔵干を並び順に0.5・0.3・0.2で数え、三つない地支はある分だけです。地支自体の五行には1を足しません。八つの字を目で数えた値と違うのはこのためです。

甲寅と甲子の一柱ずつの五行の数。甲寅は木1.5・火0.3・土0.2、甲子は木1.0・水0.5
地支から蔵干への矢印をたどります。寅には甲・丙・戊が入っているので、甲寅は木1 + 0.5、火0.3、土0.2になります。子に入っているのは癸だけです。

甲子の一柱だけなら、甲が木に1、子の蔵干の癸が水に0.5を加えます。二つの字の分を示しただけで、完全な命式でも五行のバランスでもありません。割合が出るのは四柱すべてを数えてからです。蔵干の出どころは蔵干とはにあります。

なぜ合計が100%にならない?

五行ごとの重み付きの量を五つの合計で割ります。画面の数字は五行ごとに整数へ四捨五入し、棒の長さには四捨五入前の値を使います。そのため合計は100ちょうどとは限らず、少しのずれは柱の抜けや入力の不備を意味しません。

例の命式の五行の数、正確な割合、表示される整数の割合。表示の合計は99%
例の命式 庚午 己卯 甲子 丙寅:木2.0、火1.8、土1.5、金1.0、水0.5で合計6.8。一つずつ四捨五入すると29%、26%、22%、15%、7%と表示され、足すと99%です。

集計方法が違えば分母も変わります。ほかのサービスとは蔵干の重みなどを先に比べましょう。割合だけで身強・身弱は決まりません。月令、根、干支の関係と、それらを比べる規則も必要です。

時刻不明なら割合は出る?

「出生時刻不明」を選ぶと、計算ツールは年柱・月柱・日柱と日干だけを出し、五行の割合は表示しません。時柱が欠けると数える字が一組減り、三柱だけの割合が命式全体のバランスのように見えてしまうためです。

表示された天干と地支の読み方は、生まれた時間がわからないときの四柱推命で扱っています。

同じ生年月日で、時刻ありは四柱と五行の棒、時刻不明は三柱だけで棒なし
この例では上下の段の日干は同じです。時刻不明の段には時柱も五行の割合も出ません。正午は計算内部の基準時刻であり、確認された出生時刻ではありません。

確かな時刻が分かったら全柱を再計算し、節入りや日付の境目を確かめます。タイムゾーンと補正を含むレシートも残します。候補の時刻は別々に記録し、割合を平均して確定結果にしません。

自分の命式で割合を確かめる方法

四柱推命の無料命式計算で四柱がそろった結果を開き、数字を文字までさかのぼります。

  1. 見えている天干を書き出す

    四つの天干を書き、上の対応表でそれぞれの五行に1を付けます。

  2. 蔵干を加える

    地支ごとに「蔵干」の行を順に読み、それぞれの五行に0.5・0.3・0.2を足します。

  3. 五行ごとに合計する

    木・火・土・金・水をそれぞれ合計します。

  4. 五つの合計で割る

    各五行の合計を総合計で割ると正確な割合になり、これが棒の長さです。

  5. 五行ごとに四捨五入する

    それぞれを整数の%に四捨五入します。五つを足しても100ちょうどとは限りません。

ほかの計算サイトと結果が違うときは、どの段階で数字が分かれるかを順に確かめます。まず四柱推命の調べ方で出生情報の入力を確かめましょう。

結果が分かれる場所

  • 天干:四つの文字は同じか
  • 蔵干:地支ごとの一覧は同じか
  • 順番:一覧の並びは同じか
  • 重み:天干は1、蔵干は0.5・0.3・0.2か
  • 四捨五入:五行ごとに行っているか

五行についてよくある質問

日干の五行がいちばん長い棒にならないのはなぜですか?

日干は日柱の位置で決まる天干一つです。棒は四柱すべての字を重み付きで数えて足したものなので、ほかの五行のほうが大きくなることがあります。

計算サイトによって五行の割合が違うのはなぜですか?

多くは数え方の違いです。見えている字だけを数えるサイトもあれば、蔵干の重みが違うサイトもあり、Multifate は上の重みで蔵干を数えます。出生情報が違えば四柱そのものが変わるので、入力も確かめてください。

割合を見るために出生時刻を推測で入れてもいいですか?

わからない時刻は不明のままにしておきます。推測の時刻を試すなら仮のケースと明記し、元の三柱の結果も残してください。表示がそろっても、推測が確かめられたことにはなりません。

五行のどれかが0%なら足りないということですか?

この数え方で、その五行に加わる分がなかったというだけです。計算の結果を表すもので、何かを補う必要があるという意味ではありません。

出典と範囲

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