四柱推命の大運とは?命式・大運・流年
四柱推命では、命式・大運・流年の三つを同じ干支で表します。命式は出生情報から出した柱、大運はその横に並ぶ十年ごとの区間、流年はその中の一年です。基準は命式で、あとの二つが命式の日柱に取って代わることはありません。

- 命式
- 別名:本命
- 出生情報から出した四柱で、時刻不明なら三柱です。大運と流年を読む基準で、書き換えません。
- 大運
- 立運から十年ごとに区切った期間です。それぞれに干支が一組付きます。
- 流年
- 一年ごとの干支です。その年が入る大運の中の一年として読みます。
- 立運
- 別名:起運
- 最初の大運が始まる時点です。計算で求め、誕生日でも全員共通の年齢でもありません。
同じ干支が命式と大運の両方の欄に出ることがあり、欄によって役割が変わります。表を写すときは欄名も書き、大運の干支を命式の柱と取り違えないようにします。命式の欄に慣れていなければ、四柱推命の見方から読んでください。
無料ツールで確かめながら読めます。
四柱推命のツールを試す大運は何歳から?立運とは
最初の大運は立運から始まります。立運は計算で求める時点で、誕生日でも、全員に共通する年齢でもありません。出生と前後の節入りとの間隔を年数に換算して求め、換算の仕方や端数の扱いは計算法によって違います。

そのため生まれ年だけでは立運の年齢は決まりません。開始の書き方も表ごとに違うので、形ごとに確かめます。
立運の年齢は命式ごとに違いますが、ほとんどの場合、0歳から10歳ごろまでに収まります。
一般的な計算法では、陽年生まれの男性と陰年生まれの女性は次の節入りまで、それ以外は前の節入りまでの日数を数え、三日を一年に換算します。流派で決め方が違うので、使う命式の説明に従ってください。
| 表の表示 | 比べる前に確かめること |
|---|---|
| 日付 | 立運の計算方法と、使った出生情報が示されているか |
| 年齢(例:5歳) | 満年齢か、数え年か、別の表示方法か |
| 年だけ(例:2030年から2039年) | 年単位の精度なので、切り替わりの日は決まらない |
出生から立運までを一行に載せる表もありますが、上や左にあっても十年の大運とは限りません。行の名前を読み、説明のない空白は日付を補わずに残します。
大運の見方:一行を一つの区間として読む
大運表の一行は一つの区間です。どこで始まり、どこで終わり、どの干支が付くかを一組で読みます。区間を付けずに干支だけ写すと、分かることが減ります。年だけの表なら、メモも年単位にとどめます。

この例では、2035年は第1運の中、2040年5月1日はすでに第2運です。前の大運は次の大運が始まる直前で終わるので、同じ瞬間を二つの行に数えることはありません。実際の表では、出典が示す境界の扱いと精度に従います。
| 記録する項目 | 確認する問い |
|---|---|
| 立運時点 | 日付・時刻か、年齢だけか |
| 最初の大運の干支 | 大運の欄か、命式の欄か |
| 次の大運の開始 | 境界の扱いが説明されているか |
| 計算の根拠 | 出生情報と採用した計算法を確認できるか |
一つの大運の干支の読み方
一つの大運には干支が一組付き、上が天干、下が地支です。読むときの基準は命式の日干で、どの大運に入っても日干は変わりません。ここでは日干が甲、大運が丙寅の例で読みます。

干支を分ける
丙を上、寅を下に書き、その大運の開始日と次の開始日を添えます。
基準を決める
日干は命式から取ります。この例では甲で、どの大運でも変わりません。
天干を読む
丙は火で、木生火の関係です。甲から見た丙の通変星は食神で、出し方は通変星とはで確認できます。
地支を読む
寅の蔵干は甲・丙・戊で、木・火・土として別々に読みます。その仕組みは蔵干とはで説明しています。
範囲を確かめる
解説が十年全体の話か、その中の一年(流年)の話かを確かめます。
日柱が甲子で、大運の欄に丙寅と並ぶ資料もあります。甲子は命式の日柱のまま、丙寅は大運の干支です。この例が示すのは干支どうしの関係だけで、その十年に何が起きるかまでは言えません。日干の五行は日干の五行で確かめられます。
二つの大運表が違うのはなぜ?
出生情報をそろえる
生年月日、暦、現地時刻、タイムゾーン、補正を集めます。各項目は四柱推命の調べ方で確認できます。
立運の方法と順逆を比べる
出典が立運の方法と順行・逆行を公開していれば照合し、公開していなければ、見える情報だけでは比較を終えられないと記録します。
年齢表記をそろえる
数字が違っても、同じ開始を別の数え方で書いただけのことがあります。
境界の精度を比べる
時刻まで、日付まで、年だけ、のどれで示しているかを確かめます。
条件は一つずつ変える
最初の結果を残し、根拠のある条件を一つずつ変えます。説明できない差は記録し、都合のよい表を選びません。
分単位の時刻、二時間ごとの時間帯、時刻不明では、持っている情報の量が違います。記録にない時刻を表が当てはめていれば、時柱を使う比較はすべて条件付きになります。
順行・逆行は干支の並ぶ順番のことで、時間が逆に流れるわけではありません。逆行でも第2運は第1運のあとに始まります。大運は月柱の次、または前の干支から一つずつ進みます。月柱の意味は月令とはを参照してください。
| 向き | 丙寅の次の三つ |
|---|---|
| 順行 | 丁卯、戊辰、己巳 |
| 逆行 | 乙丑、甲子、癸亥 |
命式計算ツールで大運表は見られる?
ほかの資料で大運表を読む前に、命式の側をここで確かめられます。表示されるのは次の項目です。
- 命式の柱(時刻が分かれば四柱、不明なら三柱)
- 各柱のカードに入った蔵干
- 日干
- 四柱がそろったときの五行の割合
- 使った入力を示す計算レシート
時刻不明なら三柱と日干だけで、時柱と五行の総量は出ません。計算レシートにある正午は日付換算の基準で、出生時刻ではありません。ほかのサイトで項目が多く表示されても、出生記録にない情報が補われるわけではありません。
大運の切り替わりで何が起きる?

「運」という言葉から、日付の並んだ一行に多くを期待してしまいがちです。計算は区間に伝統的な名前を付けるだけで、仕事や人間関係の行方は現実の状況しだいです。
大運の干支が分かれば解釈の対象ははっきりしますが、解釈には次の説明も必要です。
- 命式のどの位置を使っているか
- どの関係を根拠にしているか
- その関係がなぜ結論を支えるのか
仕事の誘いを受けた年に、大運が切り替わるとします。切り替わりは、受けるべきかどうかを教えてくれません。答えを出すのは誘いの条件と自分の状況です。振り返りに伝統の言葉を使うなら、観察は具体的に、結論は仮にとどめます。
大運を確かめられるメモの残し方
短いメモでも、大運表を出典と結び付けておけば、あとで比べるときに確かめる対象がはっきりします。
大運メモ
- 使った出生情報:
- 表の出典、立運の方法、順行か逆行か:
- 立運の表示(日付、年齢、両方):
- この大運:開始、次の開始、干支:
- 未解決の点:
なじみのない文字は五行とはで確かめられます。読み進めるときは、命式の柱、検討中の期間、その期間への解釈の三つを分けておきます。
四柱推命の大運についてよくある質問
大運は何歳から始まりますか?
全員に共通の年齢はありません。立運の計算方法で決まるので、表に書かれた開始(日付、年齢、または両方)を読みます。
立運とは何ですか?
最初の大運が始まる時点で、計算で求めます。立運までの期間を別の行に載せる表もありますが、その期間は十年の大運ではありません。
「5歳から」の大運は5歳の誕生日から始まりますか?
そうとは限りません。年齢の数え方と立運の日付を確かめ、説明のない年齢はその精度のまま残して、誕生日に置き換えません。
大運が変わると命式も変わりますか?
変わりません。命式は書き換えられず、どの大運も命式と比べて読みます。
大運の切り替わりの日に必ず何か起きますか?
いいえ。境目で変わるのは計算上の区間で、出来事の証拠ではありません。現実の判断には、確かめられる状況が必要です。
出典と範囲
- Multifate 四柱推命の命式計算:本文の表示項目、入力方法、時刻不明時の出力範囲は、公開中の計算ツールとその計算レシートで確認しました。大運表は表示しません。
- 6tail:Tyme 暦計算ライブラリの文書:立運から十年ごとの期間を定め、立運を求める複数の方法を説明する開発者文書です。計算上の約束事の資料で、未来の出来事の証拠ではありません。
- 香港天文台:天干と地支:年・月・日・時の干支の表し方と、十二時辰と時計の時刻の対応を説明した暦の資料です。






